不在のときにかかってきた電話に対して留守番電話のように使える音声メールシステムです。
ボイスメールには、次の2製品があります。利用している製品によって録音可能時間が異なります。詳しくは、システム管理者にご確認ください。

ボイスメールの種類最大録音時間備考
短時間ボイスメール4時間システム制御ユニット実装品
長時間ボイスメール120時間オプション品:IP5D-SD-B1

自分の声を録音して送ったり、届いたメッセージを聞く

メールボックスサービス

ボイスメールの利用者は、自分のメールボックスを持つことができます。
メールボックスを持つと、声のメッセージを送ったり、届いたメッセージを聞くことができます。
また、自分あてに届いたメッセージをほかの人に聞いてもらいたい場合は、その人のメールボックスに転送することができます。
メールボックスに新しいメッセージが届くと、次のようにお知らせします。

  • デジタル多機能電話機の場合
    大型ランプが点滅します。また、メールボックスボタンを登録しておくと、メールボックスボタンも点滅します。
  • DSS コンソールの場合
    メールボックスボタンを登録しておくと、メールボックスボタンのランプが赤点滅します。
  • マルチラインデジタルコードレス電話機の場合
    メッセージランプが点滅します。また、メールボックスボタンを登録しておくと、メールボックスボタンも点滅します。
  • メッセージウェイティングランプ付き一般電話機の場合
    メッセージウェイティングランプが点滅します。
  • ディスプレイボードの場合
    伝言表示ランプが赤点滅します。
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こんなときは
メールボックスとは
“声の手紙”をやりとりするための私書箱のようなものです。このメールボックスは、ほかの人からのメッセージを
受けるだけでなく、自分で録音した通話内容を保存しておき、あとで聞き直すことができます。

通話内容を録音する

通話録音サービス

電話で話しながらメモを取るのは、通話に集中できなかったり、メモが追いつかず、十分な伝達ができないなど、不便な場合があります。ボイスメールを利用すると、通話内容をまるごと録音できるので、正確に伝達することができます。
通話録音のしかたには、次の2 通りがあります。

  • 外線自動通話録音
    外線から電話がかかってきたとき、受話器を上げて応答すると同時に、自動で通話録音が始まります。また、外線に電話をかけたとき、相手が電話に応答すると同時に、自動で通話録音が始まります。この自動通話録音を行うためには、工事段階の設定が必要です。
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  • 手動通話録音
    外線と通話中に、通話内容を録音しておきたいときは、あらかじめ電話機に登録してある通話録音ボタンを押します。大切な部分だけを録音したいときに使います。
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留守番電話として利用する

内・外線留守番サービス

  • 内線留守番サービス
    離席中や不在時、内線からかかってきた電話に、ボイスメールが留守番電話として応対します。
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  • 外線留守番サービス
    電話に応答できない曜日や時間帯を運用モードで設定しておくと、指定した電話番号に外線からかかってきた電話に、ボイスメールが留守番電話として応対します。
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こんなときは
メッセージが届いたら
どちらの場合も、指定した内線や外線に自動発信し、メッセージが録音されたことを知らせることができます。