内線留守番サービスでは、不在時、内線にかかってきた電話に対し、ボイスメールが応対し、相手のメッセージの録音などが行えます(着信代行)。
録音されたメッセージの確認のしかたは、メールボックスサービスの利用方法と同じです。詳しくは『自分あてのメッセージを聞く』(⇒P.2-6)を参照してください。ここでは、内線留守番サービスを利用するための設定や、応答メッセージの登録、外出先の電話機からメッセージを確認する方法について説明します。
- ボイスメールの操作用ボタンは、あらかじめ設定している場合のみ使用できます。設定のしかたについては『ボイスメールの操作用ボタンを登録する』(⇒P.1-7)を参照してください。
- 内線留守番サービスが設定されている場合は、受話器を上げたときに通常とは違う音(内線ダイヤルトーン)が聞こえます。
留守番電話ボタンの動作設定
留守番電話ボタン設定により、操作できる内線留守番のモード範囲が変わります。
- 留守番電話ボタンの動作設定は、工事段階で行います。詳しくは、販売店にご相談ください。
留守番電話ボタンの動作設定により、操作時のボタン押下回数が変わります。
内線留守番サービスの設定と解除
内線留守番サービスの設定/解除のしかたには、次の2 通りがあります。
• 留守番電話ボタンを設定しているとき
• 音声ガイダンスを利用するとき
留守番電話ボタンを設定しているとき
設定のしかた
- (留守番電話ボタン)を押す
留守番電話ボタンが赤点灯します。
これで、内線留守番サービスが設定できました。
設定した内線にかかってきたすべての電話に、ボイスメールが応対します。
- 通話中にかかってきた着信にもボイスメールで応対したい(話中代行)
- 赤点灯している留守番電話ボタンを押します。赤点滅して話中代行が設定されます。
解除のしかた
- 赤点灯している (留守番電話ボタン)を押し、ボタンが消灯するのを確認する。
留守番電話ボタンの動作設定により押下回数が異なります。詳しくは『留守番電話ボタンの動作設定』(⇒P.4-3)を参照してください。
これで、内線留守番サービスが解除できました。
音声ガイダンスを利用するとき
留守番電話ボタンが設定されていない電話機で、内線留守番サービスを設定または解除するときは、音声ガイダンスに従って操作します。
設定・解除のしかた
- 受話器を上げる
- 8 3 9を押す
839 は、ボイスメールセンター呼出の特番(初期値)です。
ガイダンス「音声サービスセンターです。ボックス番号をどうぞ」 - 自分のメールボックス番号を押したあと、#を押す
例:自分のボックス番号が100 番の場合、100#と押します。
「パスワードをどうぞ」パスワードを設定していない場合は、手順5 に進んでください。 - パスワードを入力したあと、#を押す
例:自分のパスワードが「1234」の場合、1234#と押します。
ガイダンス「サービスコードをどうぞ」 - 6 2 #を押す
• 着信代行が設定されていない場合
ガイダンス「着信代行の設定ですね」
• 着信代行が設定されている場合
ガイダンス「着信代行の解除ですね」
ガイダンス「よろしければ、0 と#をダイヤルしてください」 - 0 # を押す
• 設定の場合
ガイダンス「着信代行を、設定しました」
• 解除の場合
ガイダンス「着信代行を、解除しました」
ガイダンス「サービスコードをどうぞ」 - 受話器を戻す
これで、内線留守番サービスが設定または解除できました。
- 留守番電話ボタンを設定していない電話機では、話中代行の設定はできません。
留守番電話モニタを使用する
ボイスメールが応答時に、応答状況および相手のメッセージをスピーカーから聞くことができます。
- 工事段階の設定が必要です。詳しくは、販売店にご相談ください。
設定のしかた
- (留守番電話ボタン)を3 回押す
留守番電話ボタンが遅い赤点滅をします。
これで、内線留守番サービスが設定できました。
設定した内線にかかってきたすべての電話で、録音中に相手の音声を電話機のスピーカーから流せます。
- モニタ中の着信に応答したい
- 受話器を上げて応答します。応答するまでのメッセージ録音はキャンセルされます。
- モニタ中にモニタ動作キャンセルしたい
- Exit ボタンを押します。モニタ中から待機状態に変わりますが、録音は継続されます。別の着信があった場合は、留守番電話モニタが動作します。
- 通話中にはモニタ機能は動作せず、留守番録音となります。
解除のしかた
- 遅い赤点滅をしている (留守番電話ボタン)を押し、ボタンが消灯するのを確認する。
これで、内線留守番サービスが解除できました。
- 留守番電話ボタンを設定していない電話機では、留守番電話モニタの設定はできません。
- 複数の電話機で同一内線への留守番電話モニタを設定した場合、最後に設定した電話機での動作が有効となります。
応答メッセージの録音・確認・消去
内線留守番サービスの応答メッセージは、メールボックスごとに3 つ録音できます。着信代行を設定して内線留守番サービスを使用する場合は、この応答メッセージを送出後、相手メッセージの録音を開始します。応答メッセージを登録していないときは、既成の応答メッセージを送出します。
応答メッセージの切り替えかたについては『応答メッセージを切り替える』(⇒P.4-7)を参照してください。
ここでは、応答メッセージNo.1 の操作を例に説明しています。